こんにちは!ぃあ♪です。
ついに…ついにイオンエフェクター<高浸透タイプ>EH-ST86を購入しました!!!
<高浸透タイプ>EH-ST86はこれまでイオンエフェクターで課題とされてきた「保湿」を電位パルスによる刺激でラメラ構造を緩めて浸透しやすくするプレケアモード搭載によって克服した新型機です。
また先日プレケアを使うならロート製薬の極潤αがいいですという事をこちらの記事でもお伝えしました。
今回は実践編として、どれだけお肌に変化があったか、ニキビ肌にどのような影響があったかをご紹介したいと思います。
Outline
従来のイオンエフェクターは保湿に弱かった
これまでのイオンエフェクターには「保湿モード」や「リズム保湿モード」はあるものの電気浸透流によるプラス→マイナスに発生する水の流れを作る機能のみで高分子保湿成分は殆ど浸透していませんでした。
浸透しない主な理由としては
コラーゲンやヒアルロン酸などの分子が大き過ぎてお肌の細胞間脂質が突破できない
と言うことがありました。
お肌の角質層には脂質と水分が何層にも重なる細胞間脂質があり、通常はコラーゲンやヒアルロン酸などの高分子美容成分は浸透しないようになっています。
もちろん、これらの保湿成分がプラスにイオン化してイオン導入することんもありません。
つまり保湿モード(保湿とは言っていない)状態…
プレケアモードで保湿力がアップしたイオンエフェクター<高浸透タイプ>EH-ST86

今回新しくプレケアモードが搭載されたことで、保湿モードにおける効率が格段に良くなったのがイオンエフェクター <高浸透タイプ>EH-ST86の最大の特徴です。
プレケアモードとはいわゆるエレクトロポーション技術のことで、微弱の電気を肌に当てる事により角質層の細胞間脂質のラメラ構造を一時的に隙間をあけることができます。
プレケアモードの後に高分子美容液を保湿モードで当てることで、コラーゲン・エラスチンをラメラ構造の隙間から電気浸透流によって着実に角質層に浸透させる事が出来るのです。
その浸透力は手で塗布したときと比較して、最大でヒアルロン酸の浸透量が4.9倍、コラーゲンで4.0倍と言われています。
また従来品と比較しても、ヒアルロン酸の浸透量が2.7倍、コラーゲンで2.0倍も浸透量が向上しているのだとか。
ちなみに、エレクトロポーションによって細胞間脂質を変化させる機能はリベラータのララルーチェなどでも同じような機能があります。
イオンエフェクター<高浸透タイプ>EH-ST86で効果的な保湿化粧水:ロート製薬 極潤α
イオンエフェクター<高浸透タイプ>EH-ST86が高分子美容成分の浸透にとってもいいことがわかったところで、
プチプラ化粧水肌ラボ極潤α化粧水と含まれている有効成分についてご紹介したいと思います。
肌ラボ 極潤 α化粧水
ロート製薬の肌ラボ 極潤 α化粧水には高分子美容成分である加水分解コラーゲンのほか、加水分解エラスチン、加水分解ヒアルロン酸が配合されています。
有効成分
- 加水分解コラーゲン
- 加水分解エラスチン
- 加水分解ヒアルロン酸
加水分解コラーゲンとは
通常コラーゲンは分子量が約30万くらいの大きさなので殆どお肌に浸透することはありません。
ところが加水分解コラーゲは大変小さな分子量のため手で塗る程度でも肌の角質層にもちゃんと浸透してくれるのです。
コラーゲンの種類と浸透力
成分 | 分子の大きさ | 浸透力 |
コラーゲン(水溶性コラーゲン、海洋性コラーゲン、可溶性コラーゲン) | 大 分子量:約30万 |
△ 表面まで |
↓↓ 酵素処理 ↓↓ | ||
アテロコラーゲン | 大 分子量:約30万 |
〇 表面まで |
↓↓ 加水分解・酵素処理 ↓↓ | ||
加水分解コラーゲン(コラーゲンペプチド) | 小 分子量:数百〜数千 |
◎ 角質層まで |
↓↓ さらに低分子化 ↓↓ | ||
低分子コラーゲン(ナノ化コラーゲン、浸透型コラーゲン) | 極小 分子量:200〜300 |
◎ 角質層まで |
加水分解エラスチンとは
エラスチンはコラーゲンとともに皮膚や血管などの伸縮に関わっているタンパク質です。皮膚のたるみやシワの防止に重要な成分として知られています。
残念ながら、表皮の柔軟性を高めてくれますが、シワの改善や皮膚の弾力を復活させるような作用はありません。
ただ、加水分解エラスチンの場合通常分子量7万のエラスチンを500以下まで小さいためより滑らかにお肌の表面を整えてくれるはずです。
加水分解ヒアルロン酸とは
分子量1万以下の低分子ヒアルロン酸です。
通常のヒアルロン酸(ヒアルロン酸Na)は、分子量が50万~200万と大きく粘度が高いので、肌表面にしっとり感があり皮膚内に浸透せず、皮膚の外に保護膜をつくり空気中の水分や化粧品の水分を含んで角質層に与えます。
ただ、加水分解で分子量1万以下にしてもほとんど皮膚に浸透することはなく保湿効果は通常のヒアルロン酸とほぼ同様とのことなのでエラスチン同様、お肌の表面を整えてくれる成分だと思います。

イオンエフェクター<高浸透タイプ>EH-ST86と肌ラボ 極潤 α化粧水を使ってみた効果

イオンエフェクター<高浸透タイプ>EH-ST86でプレケアモードの後の保湿モードの際、さっそく肌ラボ 極潤α化粧水を使ってみました。
ニキビ治療をしているためビタミンC誘導体の導入もしたいので、ブライトニングモードも使いたいのですが、
一回のケアではプレケア+保湿モードとブライトニングモードを併用することができないので、1日づつ交互にあてています。
洗顔の後、スキンクリアモードを拭き取り化粧水で使った後に<プレケアモード+リズム保湿モード(極潤α)>と<ブライトニングモード(メラノCC)>を交互に使いました。
資生堂のアプリ「肌パシャ」を使ってきめ年齢の変化を検証しました。
ちなみに実年齢は30歳です。
■1日目
<プレケア+保湿>極潤α

■2日目
<ブライトニング>メラノCC

■3日目
<プレケア+保湿>極潤α

見事にプレケア+保湿の後は肌のきめ年齢が改善しています!
これはすごい。。
きめ年齢は資生堂による肌のきめの良し悪しの指標です。年齢が実年齢より低い場合はきめの状態が良く、うるおい(水分)を多く含む肌を示します。きめ年齢が実年齢より高いと、水分不足であることを示します。
※必ずしも機器、成分の有効性を保障するものではありません。
ニキビ治療中のお肌には?

ニキビ治療中のお肌での感想としては、
プレケアモードで電位パルスを当てたためか、いつもより薬が浸透し、そのぶんヒリヒリする時間が長くなったように感じました。
エピデュオゲルやベピオゲルをお使いの場合、普段以上のヒリヒリだと困る方は、
使用を控えましょう。
また、治療方針については医師に相談されることをおすすめします。
まとめ
- プレケアモードによって保湿が強化
- 保湿モードでは低分子化されたコラーゲンを含む化粧水がおすすめ
- ニキビ肌だとちょっとしみるので要確認
いかがでしたか?
皆さんもプレケアモード搭載の新しいイオンエフェクターでワンランク上の保湿を実施てみてはいかがでしょう。
それでは!