こんにちは!ぃあ♪です。
ニキビがなかなか治らない時、皆さんはどのように対処していますか?
今回お伝えしたいのは、ニキビは皮膚疾患であり、病院で診てもらうべき病気なんだと言う事です。
ニキビのクーレーターは肌の真皮まで凹みが達する立派な傷。
顔に傷を作ってしまうニキビはだらだら放置しないで、きちんと病院で診てもらった方がいいと私は思います。
そもそも大人ニキビは自力で治るのか
実際のところ「自力で治すよ」って方も今でも結構いるんじゃないでしょうか。
少し前まで私もそのうちの1人でした。
思春期の時ニキビなら洗顔と化粧水くらいで数日で治ってましたからね。
30代になってもその感じでいけるだろうとタカをくくっていたのです。
でも大人ニキビはそんなに甘くない。
なかなか炎症が引かないし、治ったと思ったら生理前にはどっとぶり返しなんて事も。
見る見るうちに顎まわりはニキビやクレーターだらけになって行きました。
病院に行ってわかった「ニキビは皮膚疾患」という事実
何をやってもニキビが改善せず、やむなく皮膚科を受診しました。
そこでわかったのはニキビが「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」という皮膚病なのだと言う事です。
ニキビ跡であるクレーターは真皮質まで達してしまうので、これはもはや外傷と言ってもいいレベルなんです。
例えば、日常生活の中で顔のあちこちの表皮をえぐられる事ってありませんよね。
ところがニキビになると毛穴で起こった炎症がどんどん大きくなって真皮まで炎症が拡大して、結果的にアイスピックでほじくり返したように酷い傷を肌に残してしまうのです。
もうこれって病気ですよね。
私は自分がそんな病気を科学的根拠も乏しいまま自力で治そうとしていた事に気づかされました。
新しく認可された薬が治療の幅を広げている
幸いなことに数年前ベピオゲルなどの過酸化ベンゾイルなどが入った塗り薬が認可され、保険適応でエビデンスレベルの高い治療が出来るようになっています。
もちろん副作用や様々な理由から全ての人がそれによって救われているわけではありません。
しかし、これまでよりも治療の幅が広がり多くの人がニキビ治療の道筋を見つける事が出来ているのも確かです。
皮膚科の先生もいろいろあるみたいだから、選んだ方が逆に親切
まずは医院を受診をして下さい。
できるだけ早くニキビの原因を明らかにして、将来残ってしまうニキビの傷跡を減らしましょう。
探し方としては、ネットでニキビ治療に力を入れている近くの先生を探してみましょう。
注意したいのが皮膚科の先生によってはニキビ治療に対して深刻に見ない方がいたり、最近増えている美容系に偏り過ぎたクリニックなど。
これはその他の科でも同じこと何ですが、例えば大学院で特殊な疾患や症例を扱っていた先生が「専門医」としてクリニックを開業。ニキビ治療は開業と同時に薬屋さんのセミナーとか独学で間に合わせましたみたいなことも稀にあります。
そういう所へ行ってしまうと、もう悲劇ですよね、お互いに。
そこでおすすめの先生の見つけ方としては、
- ホームページにニキビの治療方針が明確に記されていること
- ニキビの治療実績を揚げている
などが目安になると思います。
治療項目にニキビ治療と書いている皮膚科でも医院によっては専門性が異なり、
ニキビ治療、漢方や内服薬、予後のケアも含めてそのノウハウには差があります。
基本的には日本ではきちんとした治療を受けることができるので安心されていいかと思いますが、あらかじめ医院の特性をネットなどで調べておくと後々いいかと思います。
そして個人的には
- 美容系に偏りすぎた医院
これも敬遠しています。
理由はニキビのない普通の肌を取り戻したいだけなので、美しくなることが目的ではないからです。
ただ今後年齢を重ねるとともに起こる肌の変化を相談できる医院としては、そういった医院もメリットがあるので、
ご自身のお肌の状態と改善したいポイントとのバランスをとっていかれたらいいんじゃないでしょうか。
まとめ
- ニキビは皮膚病!早期に受診
- 治療にはニキビ治療に見識のある医院を選ぶ
このブログでもニキビ跡におすすめの化粧水をご紹介していますが、
根本的な治療に関しては皮膚科で行っています。
また、ネット上にはニキビへの効果をうたった商品なども販売されていて、自力で治せてしまえそうと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、
ニキビは自力じゃ結構キツい
これは確かです。
病院で治さないよって方も、相談ベースで受診されてみてはいかがでしょう。
みなさんが適切な治療を受けて、悩みを解決されることを願っています。
それでは!
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